FCKEditor 基本設定

2.4->2.5で「EnterMode」「ShiftEnterMode」が削除されてしまったので、2.5は仕事では使えないものでした。
2.6はまだソースしか見てませんが、復活していたので、ホッとしてます。また、時間の出来たときにご報告します。2008/04/20 t.fuji

起動

ダウンロードしたファイルを解凍すると、fckeditorというフォルダが出来る。

そのフォルダ直下のfckeditor.phpをincludeしてFCKeditorをnew()する。

各種設定の後、Create()関数を呼ぶと起動されます。以下、サンプル

	<?php
	$oFCKeditor = new FCKeditor('editor'); // new の時に渡す文字列で、編集されたものがPOSTされる。
	$oFCKeditor->BasePath	= FCK_EDITOR_ROOT;
	$oFCKeditor->Width		= '95%' ;
	$oFCKeditor->Height		= '90%' ;
	$oFCKeditor->Config['EnterMode']		= 'br';
	$oFCKeditor->Config['ShiftEnterMode']		= 'p';

	$oFCKeditor->Value = "Hello world!";
	?>
	<form class="editor" name="editor" method="post" action="index.php">
		<?php $oFCKeditor->Create(); ?>
		<input type="submit" name="submit" value="保存">
	</form>
				

パラメータについて

Version 2.4

解凍したフォルダの直下にfckconfig.jsというファイルがある。静的に変更するのであればこのファイルを直接編集しておけば良い。動的に編集する場合は Config['EnterMode'] のようにConfig配列のキーに設定したいパラメータを添え、値を設定する。

パラメータ名初期値説明
DisableEnterKeyHandlerfalseEnterキーによる動作を受け付け無いようにするか。
CustomConfigurationsPath''fckconfig.jsのファイルを別の場所に置いた場合、サイトルートからのパスを指定する。
EditorAreaCSSFCKConfig.BasePath + 'css/fck_editorarea.css'CSSの場所をサイトルートから指定する。
DocType''DocType宣言を記述。
BaseHref''基準となるパスをサイトルートから指定
FullPagefalseheadタグ内部も編集するかどうか。trueにすると「文書プロパティ」が有効になる。
Debugfalseデバッグモードで起動する。
AllowQueryStringDebugtrue
SkinPathFCKConfig.BasePath + 'skins/default/'FCKeditorのスキンへのパス
PreloadImages[ FCKConfig.SkinPath + 'images/toolbar.start.gif', FCKConfig.SkinPath + 'images/toolbar.buttonarrow.gif' ]事前に読み込んでおく画像ファイルを設定。
PluginsPathFCKConfig.BasePath + 'plugins/'FCKeditorのプラグインの置き場所を指定。
コメントアウト// FCKConfig.Plugins.Add( 'autogrow' ) プラグインを追加したい場合の設定例。
AutoGrowMax400
コメントアウト// FCKConfig.ProtectedSource.Add( /<\?[\s\S]*?\?>/g ) ; // PHP style server side codePHPのソースコードなどを変更させたくない場合はこのコメントを外す。すると、で囲まれたPHPのソースコードは表示されなくなる。
AutoDetectLanguagetrue言語自動選択
DefaultLanguage'en'enはEnglish。AutoDetectLanguageをfalseにしてjaにすると気持ち、起動が早くなります。
ContentLangDirection'ltr'言語の表示方向。rtrなら右から表記。日本語も左から表記なので、そのまま。
ProcessHTMLEntitiestrueHTML Special Charactorに変換してくれる。例えば&を入力した場合、&amp;に変換してくれる。
IncludeLatinEntitiestrueラテン文字の自動変換
IncludeGreekEntitiestrueギリシャ文字の自動変換
ProcessNumericEntitiesfalse数値記号の変換
AdditionalNumericEntities''数値記号に付加する囲み文字
FillEmptyBlockstrueカラの
FormatSourcetrueソースを整形してから表示する
FormatOutputtrue出力を整形する
FormatIndentator' 'インデントを置き換える。デフォルトは半角スペース4個。


動作サンプル

上記説明の各パラメータを自由に設定して起動できるサンプルを作成しました。

バージョン2.4動作確認プログラム

サンプル   ダウンロード

バージョン2.4用の動作確認用サンプルです。

※サンプルでは変えられないものは除外してあります。

※バグなどがありましたら、ダウンロードしたソースにあるメールアドレスまでご一報ください。